意外と電話帳の移行は簡単にできます
楽天モバイルには自分で電話帳の移行が出来ない人のために「アドレス帳・写真移行サービス」があります。
このアドレス帳・写真移行サービスを利用すれば自分で電話帳の移行ができない人でも簡単に機種変更ができるようになります。
しかし、このアドレス帳・写真移行サービスは無料ではなく結構高い料金がかかります。
- 一時お預かり 5,000円
- 出張設定 11,000円
郵送でスマホを送るか、自宅に来てデータを移行してもらうかの違いです。郵送で送る場合は代替機を借りることができます。
利用したいけど、利用したくないような価格設定にしてあります。
でも手作業で連絡先を1つ1つ打ち込むよりかはマシかなとアドレス帳・写真移行サービスに申し込む人もいると思うので、そのような人にちょっとアドバイスしたいです。
実は電話帳の移行方法は楽天モバイルに掲載してあります。さすがにアドレス帳・写真移行サービスを紹介しているページには書いていませんが、「会員サポート」のところに書いてあります。灯台下暗しですね。
(会員サポートは楽天モバイル会員になる前でも覗くことができます)
楽天モバイルに掲載してある電話帳の移行方法は書いてある内容がスマホ初心者にはちょっとわかりにくいので私が実際に試した電話帳の移行方法も参考にしてください。
1つ1つの手順に従って画像付きで説明しているので楽天モバイルで説明している内容よりかはわかりやすいと思います。
android端末からandroid端末
電話帳の移行方法は何通りもやり方があります。私が試したのは以下の3通りです。Bluetoothを使った電話帳の移行方法が一番手軽です。
ガラケーからandroid端末
ガラケーからスマホに乗り換える場合はmicroSDまたはminiSDが必要になります。ガラケーの横側挿入口に「microSD」または「miniSD」と書いてあるのでそこで判断できます。
(bluetooth対応ガラケーはandroid端末からandroid端末の移行方法にあるBluetooth使った電話帳の移行方法が使えます)
アドレス帳・写真移行サービスはスマホのセット購入時にしか受け付けていません。
スマホのセット購入後には申し込めないのでスマホのセット購入前に楽天モバイルに掲載されている電話帳の移行方法や私が紹介している電話帳の移行方法を確認してみて、自分で出来そうなら自分で移行したほうが5,000円または10,000円を支払わずに済むのでお得です。
ただ、電話帳の移行方法を見てもやれるか自信がないなら素直にアドレス帳・写真移行サービスを利用しましょう。
アドレス帳・写真移行サービスとは
アドレス帳・写真移行サービスは「一時お預かり」と「出張設定」のどちらかを自分の都合に合わせて選べます。ただし料金は異なります。
また、電話帳や写真のデータ移行に関して、電話帳はカテゴリー通りにコピーできない場合があります。写真のファイル形式はJPG、GIFの画像のみがデータ移行の対象になります。他の保存形式の場合は新しいスマホに移行できません。
それに暗証番号によるロックがされている場合はデータ移行ができないので注意してください。「一時お預かり」だと電話帳データが入っているスマホを送る必要があるのでスマホのロックをしたまま送ってしまうとキャンセルができないのでお金だけ取られて電話帳・写真の移行ができないといった事態になります。
プラン名 | 一時お預かり | 出張設定 |
料金 | 5,000円 | 11,000円 |
追加料金 | 代替機の通話料 | 時間帯で追加料金が発生 0-7時 15,000円追加 7-10時 5,000円追加 10-19時 追加料金なし 19-22時 5,000円追加 22-24時 12,000円追加 移行元の容量が10GBを超える場合 10GB毎に別途追加料金が7,000円発生 |
対応OS | android4.0以降、iOS4.0以降 | android4.0以降、iOSは不可 |
ガラケー | 2008年1月1日以降に発売された日本メーカーの製品でSDカードを利用可能な機種のみ対象 |
私自身は自分で電話帳の移行を行ったので、このアドレス帳・写真移行サービスを利用したことがありません。そのため確実なことは言えないのですが、一つ気になることとして「電話帳はカテゴリー通りにコピーできない場合があります。」ですね。
私も自分で電話帳の移行をしたときにカテゴリー通りに移行できませんでした。電話帳を移行させたらすべて「未分類」に連絡先が入っていました。なので、多分このサービスも未分類に電話帳がコピーされると思います。几帳面な人はいちいち1つ1つカテゴリー分けするはめになると思います。
一時お預かりの手順
- スマホのセット購入時に「一時お預かり」で申し込む。
- 購入したスマホが自宅に届いてから1~4日後に「代替機と端末梱包キット」が届く。
- 端末梱包キットに新旧スマホの両方を入れて返送する。
- 電話帳と写真の移行が終われば再度郵送してきます。
- 再度郵送してきた中にある代替機梱包キットに代替機を入れて送り返せば終わりです。
こちらから一方的に電話帳データのあるスマホを送れば良いわけではなくて、一度購入したスマホを送ってもらってから再度送り返す作業が必要です。
お仕事の関係で日中時間が取れない人であれば代替機を借りることができますし、郵送のやり取りだけで済むので楽です。また、値段が「出張設定」よりも安いのでお得です。
出張設定の手順
- スマホのセット購入時に「出張設定」で申し込む。
- 電話にて訪問日と時間帯を指定します。(10-19時以外は時間外料金発生)
- 提供元の日本PCサービス株式会社からスタッフが来ます。
以前使っていた電話番号をそのまま使う場合はMNP予約番号の有効期限が15日しかないため出張設定のスタッフが来る訪問日をMNP予約番号の期限内にしないと古いスマホが使えなくなります。
古いスマホが使えなくても電話帳や写真の移行はできますが、MNP予約番号の有効期限が切れたら自動的に電話番号の移行が行われて新しいスマホを使わざるを得ない状況になります。そのときに電話帳の移行が済んでいなければ不便になります。
また、楽天モバイルのお申し込み時にMNPの開通手続き方法を指定しているはずです。
このMNP開通手続きの指定で「楽天モバイル開通受付センターに電話して開通手続きをする」にしないとスマホが楽天モバイルから送られてくる時点で電話番号の移行が終わっているため出張設定のスタッフが来るまで新しいスマホを使わなくてはいけないので不便です。