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楽天モバイルWi-Fi byエコネクトは、Google Playのレビューでボロクソに酷評されています。びっくりするぐらい批判的な意見が多いです。星5個を付けている人でも好意的な意見ではなく悪いところを挙げています。どうみても地雷臭がプンプンします。
でも私が見る限り酷評のほとんどはWi-Fiに接続できないことに対する批判が多いです。これは本当にWi-Fiに接続できないのか、Wi-Fi接続のやり方を調べない本人の問題なのか、どちらかわかりません。
そこで自分で楽天モバイルWi-Fi byエコネクトを使ってみてGoogle Playの酷評レビューの真相を確かめることにしました。
使ってみたらWi-Fiに接続できるけど、自動接続はできない
楽天モバイルWi-Fi byエコネクトの「Wi-Fi接続ができない」などの酷評レビューの真相を確かめるべく自分で実際に試してみました。
楽天モバイルWi-Fi byエコネクトに契約したら自宅50m以内に一ヶ所だけWi-Fiスポット(Wi2 美容室)があったので、歩いて確かめに行ってみました。
髪を切る予定はなかったので建物の外でWi-Fiをキャッチできるかうろついてみましたが、Wi-Fiをキャッチできませんでした。
エコネクトWi-Fi接続ツールを見てみると私の現在位置とWi-Fiスポットの位置が隣接していたのにWi-Fiを拾えなかったのでMAPの視覚(アイコン)でわかる範囲と実際にWi-Fiを拾える範囲にギャップが多少あるようです。
続いて、横着せずにちゃんと建物内でしっかりWi-Fiに接続できるのか確かめるべく、車で5分程度のWi-Fiスポット(Wi2 整骨院)に行くことにしました。
整骨院では手動でWi2にWi-Fi接続することができましたが、自動接続はできませんでした。
なぜ自動接続できなかったのかわからなかったので色々と試していたら、Wi-Fiに手動で接続したあとWi-Fiを切断してもう一度Wi-Fiをオンにすると自動で接続できました。
最初の自動接続を試すときになにかしら不手際があったのかわからないので、確認の意味で整骨院を離れてもう一度近づいて自動接続になるか確認しましたが自動接続になりませんでした。
公式サイトの「エコネクトWi-Fi接続ツール:インストール/設定方法-android」通りに自動接続の設定をしているので私の設定や操作、説明書の未読だったわけではありません。
単にこのエコネクトWi-Fi接続ツールの自動接続の動作がおかしいと思います。
エコネクトに自動接続ができないことをメールで問い合わせしようとしたら「500 Internal Server Error」が表示されました。
よくわからないのでネットで調べたところエコクストのWebサイトに欠陥があり、使えないことを表しているようです。問い合わせが正しく機能していないとか企業としてどうなんでしょうか。テストぐらいしたらいいのに。
続いてイオンの中にあるWi-Fiスポットに行ってみました。ここならマクドナルドや家電量販店などたくさんのWi-Fiスポットが密集していますし、さっきの整骨院での自動接続があそこだけおかしかったのか再確認できると考えたからです。
ただ、イオンでトラブルに遭いました。エコネクトWi-Fi接続ツール内MAPのWi-Fiスポット情報を便りにイオン内を歩いていたら店舗が他所に移転してWi-Fiスポットがありませんでした。
Wi-Fiスポットの更新日は当日です。
- ログインできない
- SoftBankサイト
- ログイン成功
仕方がないのでイオン内で確実に見つかるマクドナルド(BBモバイルポイント)に行ってみました。
マクドナルドのBBモバイルポイントでは自動接続になりました。しかしすぐにログインエラーが表示されてSoftBankの外部サイトが開きIDとパスワードを求められ、IDとパスワードを入力するまでWi-Fiは繋がっているけど、ネットは使えない状態になりました。
SoftBankの外部サイトに入力するIDとパスワードはエコネクトからメールで送られてきたIDとパスワードで大丈夫でした。
ここまでいろいろなWi-Fiスポットを回ってみましたが、自動接続はおまけ程度でセキュリティ対策済みWi-Fiを各所で使えると考えれば楽天モバイルWi-Fi byエコネクトは十分おすすめできます。
今なら楽天モバイルのオプション2カ月間無料キャンペーン(終了日未定)実施中なのでとりあえず試してみて自分で判断しても良いかと思います。
2カ月間無料=申込月と翌月が無料
【追記】Ver2.0のエコネクトWi-Fi接続ツールで自動接続ができるようになった
「エコネクトWi-Fi接続ツール」を今まで使っていたのですが、「【Ver2.0】エコネクトWi-Fi接続ツール」が存在していました。アプリのアップデートではなく、まったく別のアプリです。気が付きませんでした。
【Ver2.0】エコネクトWi-Fi接続ツールのダウンロード回数を見ると5回、レビュー件数は0件、更新日を見ると私がエコネクトWi-Fi接続ツールを使い始めたときより新しいではないですか。
こんなものをこっそり出したらダメだろ!!
楽天モバイルのオプション説明にはver2.0のことは書かれていません。エコネクトの公式サイトはiOSのほうであればver2.0のアップデート情報に関する告知があります。しかしandroidに関する告知はありませんし、公式からGoogle Playへのリンク先もver2.0になっていません。
【ver2.0】エコネクトWi-Fi接続ツールとは
【Ver2.0】エコネクトWi-Fi接続ツールはインストールすると四角いアプリでの表示はなく、ウィジェットを設置することができます。
ウィジェットとはホーム画面上においてひと目で情報を得られるように小型化されたアプリのこと。カレンダーなどがその代表例です。ウィジェットは私のhonor6 plusだとホーム画面の長押しをして、下側に表示された項目からウィジェットを選択して、エコネクトをホーム画面上にドラッグすると設置できます。ちょっと言葉ではわかりにくいので動画にしました。
ウィジェット化しても初期設定や操作方法はエコネクトWi-Fi接続ツールとほぼ変わりません。ただ、UIが変更されてMAPの検索機能がよりバージョンアップしています。
【Ver2.0】エコネクトWi-Fi接続ツールはGoogle Playの説明文で冒頭の一行目に「エコネクトWi-Fi自動接続用アプリ」と書かれています。これは期待していいんですよね?ってことでまた前回と同じ場所に自動接続できるか行ってきました。
最初は車で5分の整骨院(Wi2)に行きました。そしたら駐車場でいきなりブブブ(バイブ)...ピロン(接続音)とスマホが反応しました。
【ver2.0】エコネクトWi-Fi接続ツールはバイブと接続音のON/OFF設定ができます。
スマホの画面を見ると【ver2.0】エコネクトWi-Fi接続ツールがWi-Fiに自動接続していました。前に使っていた別のアプリのエコネクトWi-Fi接続ツールとはえらい違いです。感動しました。
しかし、念のためまぐれではないことを確かめるべく、一度整骨院を離れてWi-Fi接続を切断したあと、もう一度整骨院に近づいて自動接続になるのか確認しました。そしたらまたWi-Fiに自動接続しました。
もうこの時点で【ver2.0】エコネクトWi-Fi接続ツールを使えばWi-Fiに自動接続できると確信を持ったのですが、一応前回同様にイオンのマクドナルド(BBモバイルポイント)にも行くことにしました。
マクドナルドに着く直前にどうせ自動接続になるだろうからと画面を見ながら移動していたらエコネクトWi-Fi接続ツールのときに見かけたログインエラーが現れました。
マクドナルドは自動接続できないのかと一瞬思ったのですが、そのあと何事もなかったようにWi-Fiに自動接続しました。
ログインエラーは何だったのかわからないので、一度マクドナルドを離れて再度近づいてみることにしましたが、今度はログインエラーがでませんでした。
2回目だからなのかよくわかりませんが、スマホに触らずともWi-Fiに自動接続できたので特に気にする問題ではないでしょう。
楽天モバイルWi-Fi byエコネクトを使う方は【ver2.0】エコネクトWi-Fi接続ツールのほうを使えばWi-Fiに自動接続ができるようになります。
Google Playの酷評レビューもこっちのアプリを使えば反応が変わると思います。
エコネクトWi-Fi接続ツールと【ver2.0】エコネクトWi-Fi接続ツールを両方スマホに入れていても使えます。また、ver2.0のほうだけをインストールしていても使えます。自宅に帰る前に試しましたので間違いないです。
楽天モバイルWiFi byエコネクトの使えるエリアとWi-Fiスポット数
楽天モバイルWi-Fi byエコネクトは日本全国のセキュリティ対策済みWi-Fiスポットが利用できるオプションです。コンビニWi-Fiのように時間制限や回数制限はありません。データ通信の使い放題です。
使えるWi-Fiスポットは2015年2月現在で63,000カ所ほどあります。Wi-Fiスポットが63,000カ所と言うとかなり多く感じますが、基本的に東京などの都市部に集中していて、田舎に行くほど少なくなります。
私が住んでいる熊本県だと市内全域で200カ所以上Wi-Fiスポットがあります。なので田舎でも市内であれば特にWi-Fiスポットに困ることはないと思います。
しかし市内から田んぼばかりの田舎のほうに行くとお店が少ないのでWi-Fiスポットもポツポツと点在する程度しかありません。
従ってもし田舎に住んでいるのであれば使えるWi-Fiスポットが極端に少ない可能性もあるので楽天モバイルWi-Fi byエコネクトに申し込む前は必ず「エコネクト Wi-Fiスポット検索」で生活圏内にWi-Fiスポットがあるのかを確認してください。
利用可能なアクセスポイント
ワイヤ・アンド・ワイヤレス | 事業者名 | ソフトバンク |
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ロゴマーク | ![]() |
57,800カ所以上 | アクセスポイント数 | 5,200カ所 (2015年4月現在) |
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SSID (暗号化方式) |
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株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスはKDDIグループです。そのためどちらのWi-Fiスポットもキャリア系の公衆無線LANサービスになります。
楽天モバイルWiFi byエコネクトの通信速度と動画の視聴制限
ワイヤ・アンド・ワイヤレス | 事業者名 | ソフトバンク |
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ロゴマーク | ![]() |
最大300Mbps | 通信速度 | 最大4Mbps |
楽天モバイルWi-Fi byエコネクトは基本的に動画系コンテンツやファイルダウンロード等の利用に通信速度の制限を設けていません。
しかし、東海道新幹線(東京~新大阪間)のN700系車内だけは例外で、動画再生やファイルダウンロード等の際に通信速度の制限があります。
東海道新幹線全17駅のコンコース待合室は速度制限なし
通信速度は”最大”が付いているところがミソになります。ベストエフォートと言う、最大限(ベスト)の努力(エフォート)サービスを提供するという形態なので実行速度はもう少し遅くなります。
楽天モバイルWiFi byエコネクトの使い方

エコネクトWi-Fi接続ツールはGoogle Mapのように地図が表示されます。そのためスマホのGPSをONにしておくと現在地情報が地図に反映されます。
最寄りの公衆無線LANは地図上にあらかじめ「青いアイコン(Wi2)」と「オレンジのアイコン(BBモバイルポイント)」で表示されるので、GPSを頼りにWi-Fiスポットへ行くことでWi-Fiを使用することができます。
Wi-Fiへの接続方法は、初期設定で「自動接続」にチェックマークを入れておけば自動で接続するかもしれません。私の場合は自動接続にチェックマークを入れても自動接続にならなかったので手動でWi-Fiに接続しました。
Wi-Fiに接続したあとはスマホ画面右上のWi-Fiマークで電波強度とWi-Fiの接続状況が確認できます。
スマホ画面左上のWi-Fi ON/OFFはスマホのWi-Fi設定なのでONのままにしておいてください。また、楽天モバイルの低速通信だと地図の移動はさほど動作に支障はありませんが、地図の拡大・縮小だと通信速度の問題で結構時間がかかります。
楽天モバイルWiFi byエコクトの申し込みからWi-Fi接続設定
楽天モバイルのメンバーズステーションから楽天モバイルWi-Fi byエコネクトに申し込むことができます。申し込む際には「ご契約内容の通知」を電子交付または書面のどちらで受け取るか選択することになっています。
私は推奨と書かれている電子交付のほうを選択して楽天モバイルWi-Fi byエコネクトに申し込みました。書面で貰っても特に見ないでどこかに片づけておくか捨てるだけですからね。電子交付なら後で必要になればその都度楽天モバイルのメンバーズステーションで確認することができます。
楽天モバイルWi-Fi byエコネクトに申し込み完了後はWi-Fi接続に必要なIDとパスワードの発行を待つことになります。IDとパスワードの発行までにだいたい2時間ほどかかるので、その間に「エコネクトWi-Fi接続ツール」をGoogle Playからインストールしておきます。(私の場合は日曜日に申し込んで30分後にID/PWが届いた)
IDとパスワードは楽天モバイルからのメールで届く。
IDとパスワードが届いたら「エコネクトWi-Fi接続ツール」を開き、右上のメニューから「設定」を選びます。
「エコネクトの接続アカウント/パスワードを入力」と書いてあるところの上段にID(アカウント)を入力して、下部にパスワードを入力します。間違いがないようにメールをコピペして貼り付けたほうが良いです。
IDとパスワードの入力が終わったら「保存」を押します。そして「自動接続」の項目にチェックマークを入れます。自動接続にチェックを入れておくとWi2とBBモバイルポイントの公衆無線LAN対応エリアに入ったら自動でWi-Fiに繋がります。
この自動接続に一度チェックをいれておけば、スマホのWi-Fi設定に合わせて自動接続がオン/オフに切り替わります。スマホのWi-Fi設定をオフにしたら自動接続がオフになり、Wi-Fiをオンにしたら自動接続がオンになるということです。
これで申し込みからWi-Fi接続設定は終わりです。ものすごく簡単です。
「ECONNECTログインページ」は楽天モバイルのオプションで加入している人は使えないので無視してください。
私が初めて設定したときのことですが、自動接続のチェックマークを押してもチェックが入りませんでした。「おかしいなー」と色々と試行錯誤したら、スマホ本体のWi-Fiがオンになっていないと自動接続にチェックが入らない仕様でした。
エコネクトWi-Fi接続ツールを起動したときの左上にスマホ本体のWi-Fiをオン/オフできるボタンがあるので、ここからスマホ本体のWi-Fi設定を変更すると簡単です。
ノートパソコンでも楽天モバイルWi-Fi byエコネクトが使える
楽天モバイルWi-Fi byエコネクトは、アカウントが一つあればスマホでも使えるし、ノートパソコンでも使えるようになります。ノートパソコンで使う場合はアプリのインストールではなく、ソフトウェアのダウンロードが必要になります。
Mac及びWindows専用のソフトウェアを公式サイトよりダウンロードし、以下の手順を行います。過去に何かのソフトウェアをダウンロードしたことがある人は何も迷わずできると思います。容量は1.32MBと少ないのでノートパソコンでもインストール時間はかなり短いです。
- ダウンロード(exeファイル)
- インストール(ソフトウェア利用規約、ダウンロード先指定)
- 起動、IDとパスワードを入力して登録
私がダウンロードしたときの手順(Windows)
(1)「econnect_WIFI_Connectiontool_1.1.exe」をダウンロード
(2)利用規約に同意し、インストール先を指定する。指定場所は特にこだわりがないなら変更しなくて大丈夫です。もし、消す場合はコントロールパネルから消すので置き場所はどこでも大丈夫です。
(3)インストール後は、エコネクトWi-Fi接続ツールをダブルクリックして開きます。
(4)IDとパスワードを入力する画面がでてくるので入力します。IDとパスワードはスマホで使ったものと同じで大丈夫です。スマホで使ったIDとパスワードはメールで届きましたよね。
(5)これにてノートパソコンで使えるエコネクトWi-Fi接続ツールの設定が終わりました。
WindowsはWindows8まで使えるように書かれていますが、Windows10でも使えるかもしれません。私はノートパソコンを持っていないのでノートパソコンでのWi-Fi接続は今回できませんでしたが、自宅のデスクトップパソコン(Windows10)ではソフトウェアのダウンロードや起動時も特に問題なくできました。動作的に多分、Windows10でも使えそうな気がします。
楽天モバイルWi-Fi byエコネクトの解約方法
楽天モバイルのメンバーズステーションから楽天モバイルWi-Fi byエコネクトの解約ができます。
解約するときに楽天モバイルWi-Fi byエコネストの契約確認のところではなく、「オプションサービスの申込み」>「オプション解約申請」のところから解約します。
オプション解約申請と書いておきながら楽天モバイルの解約も行えるので「オプションサービスの解約はこちら」と書いてあるのを目印にして内容に沿って進んでください。
最後に解約を希望するオプションサービスの選択が表示されるので、楽天モバイルWi-Fi byエコネクトにチェックマークを入れて進めば解約が完了します。